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2015-04-28から1日間の記事一覧

ファイザー自社狭隘化、地震避け内陸部倉庫へ

日本市場を席巻するかの勢いだったファイザーは、06年3月期までの5年間の売上の伸びは2・3倍となり、売上順位も4番手につけた。同社は外資系では珍しく、工場に隣接する自社物流センター方式を継承してきた。しかし、統合と成長で物流センターは狭隘化…

課題は地震対策、キャッシュフロー対応、契約拘束期間の短縮

物流体制見直しには三つの狙いがあった。一つは物流の集約による効率化である。もう一つは重要災害対策としての生産拠点と在庫拠点の切り離しである。そして最後は、物流業務のアウトソーシングによるキャッシュフローの向上である。 特に、重要災害に対して…

アストラゼネカ、欧州仕様の倉庫作らせ業務委託

アストラとゼネカは00年に統合、日本市場への攻勢を本格化するに当たり、スウェーデン流自社物流と英国流委託物流の異なる物流体制の統合を迫られた。外資系メーカーは90年代末以来、日本市場への攻勢を本格化、国内外のM&Aを行うとともに、シェア拡大に…

   食品の知恵・自動車のノウハウを結集、シンプルな物流現場で5億円節減

西日本物流センターは枚方市にある伊藤忠子会社が建てた鉄筋コンクリート3階建ての新築倉庫で、2万平方メートルを田辺が使用、ほかに田辺の4分の1ほどのスペースを科研が使用している。 センターの運営には二つの業者が参画する。スーパーレックスは全体…

ERPをテコに製販物統合組織誕生、外部委託を同時実施

田辺のロジスティクス変革は、ERP導入をテコに加速した。このシステムの導入には業務改革が必須とされる。川辺のERPは01年に人事系、02年に生産・会計系、03年に販売・物流系を稼働させる構想だった。国内大手メーカーでは三菱ウェルファーマに次ぐ販…

  「無駄多い自前物流、伸縮自在なアウトソーシング」再編にピタリ奏功

そしてその間、山之内自身が再編の奔流の真っ只中に位置することとなった。その序章は、ゼファーマの誕生である。山之内と藤沢は03年10月、OTC部門の統合を発表、04年10月には新会社が発足した。各々120億円程度の規模の統合だが、OTCは医療用医薬…

山之内からアステラス、外部委託で再編に先手

アステラスは物流を完全にアウトソーシングする国内メーカーの最大手だが、同社のアウトソーシングは山之内の路線の踏襲だ。山之内は02年2月、国内メーカーでいち早く物流アウトソーシングを発表、その理由はコストと柔軟性という。この早い決断は、その後…

  輸液のローコスト化に直通チャネル、グリーンSCM構築も

武田は通常の高価少量医薬品とともに、その対極にある安価大量という商品特性を持つ輸液・透析液類も清水製薬(当時。静岡市)から仕入、販売していた。これら水物と呼ばれる医薬品は、一梱当たり2000円弱から4000円前後と飲料並みの安い価格で、しかも…

武田、SCM視点で流通改革

メーカーのロジスティクスーチェーンシステムのモデルとして、武田の取り組みを紹介する。同社は医薬品メーカーでは最も早く物流管理部を創設、物流改革をシステム的に進めた先駆者であり、仕入先や特約店を含めた最適化を一貫して追求してきた。いわば、S…

物流協力報奨の拡大

医薬品は、少量/多品目、効果が商品特性とされる。メーカーでの注件数の90%近くをバラ受注が占める。物量的にはわずか5%にすぎない。一方、バラ受注処理コストは全物流費の半分前後を占めるといっても過言ではない。この理由は、卸側の物流センター体制…

メーカー国内流通シュリンクし、主役は卸に

低成長の国内市場で、外資系メーカーと厳しい攻防を繰り広げながら世界市場開拓を進める国内メーカーは、ロジスティクス戦略を変えた。流通効率化は卸のコアコンピタンスで、メーカーは新薬開発と海外進出がコアという。メーカーと卸の機能切り分けである。…

メディセオとパルタック、初の異業種統合

メディセオHDは05年10月、日用品卸2位のパルタック(大阪市)を統合、社名もメディセオ・パルタックHDに変えた。日本では初の「専門卸」の縦割りの壁を超えた、「業態卸」誕生である。医薬品市場は飽和したとする同社は、医薬品卸売業の境界を越えた…

医薬品のサプライチェーン

医療用医薬品流通のサプライチェーンは特異なチェーンで、3本からなる。薬品が単純な消費財でない証拠で、生命関連品であること、医療制度の中にあることが一般の消費財との違いだ。 第一は医薬品供給チェーンである。メーカー、卸を経て医療機関や調剤薬局…

医薬品供給チェーンの変化

日本の医療用医薬品の供給チェーンは「零細多拠点・毛細多頻度チェーン」だ。流通体形整備の遅れ、日本的零細事業者で構成されていること、取引近代化の遅れが三大要要因だ。 この中で、中流域の卸部分が再編で集約が進み、ローコスト化も進展、物流センター…