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「家」のhouseとhomeにおけるニュアンスの違い

 houseは人が暮らしている「建物」そのもののイメージが強い。いっぽうのhomeはhouseよりも温かいホンワカとした感じのする言葉で「建物の内側」、つまり「家庭」「生活の場」[家族だんらんの場]のイメージ。「すてきなおうちですね」

①You have such a nice house.
②You have such a nice home.

 ①は「すてきな家ですね」という意味で、建物のことをほめている。これは家の外からでもわかること。②は「すてきな家庭をお持ちですね」という意味で、その人の生活環境や家庭をほめている。これは家の中に入ってみなければわからない。

 「家を建てる」なら、建物の話なのでbuild a houseが正解。

build a homeとは言わない。

 また、「家」についてより感情をこめて話すときにhomeを使う傾向がある。たとえば、It's so good to be home.(我が家はいいなあ)などはよい例。これをlt's so good to be house.とは言わない。

 もうひとつ例を見てみよう。
|新しい家を探しています」

①I'm looking for a new house・
②I'm looking for a new home.

 ①はなんだか事務的で味気ない感じがする。たとえば、人に貸して金儲けするための物件を探したり、現在の家が手狭になったので仕方なく新しい家を探そうとしているときなどに、このような言い方をしそう。

 ②は「自分にぴったりの新居を探しています」のニュアンス。このように伝えると、心からエンジョイできるような、自分にぴったりの新しい家を探している感じがよく出る。