医薬翻訳サービス

薬理学、生化学、統計学に精通した翻訳士が対応いたします

silentとquietのニュアンスをつかもう

 どちらも「静かな」を意味する単語だが、実はこの2つ、静かさのレベルがちょっと違う。

 ふつう、quietは「比較的静か」という程度のときに使い、

silentは「物音がまったくなく、完全に静か」な状態で使う。
たとえば、The room was quiet. (その部屋は静かだった)なら、部屋にいる人たちが小さな声でひそひそ話をしている程度の静かさ。

 しかし、The room was silent.とすると、部屋がシーンと静まり返っている状態のことをいっている。

 「静かにして」と人に指示するときには、Be quiet.と言うのがふつう。もしくは、より丁寧にCould l ask you to be quiet?(ちょっと静かにしてもらえますか)などと言う。

 これをBe silent.としてしまうと、「物音ひとつ立てるな」

「息をするのも気をつけろ」と言っているようで、日常会話で使うにはちょっと不自然。

 もしくは「黙れ」とこっぴどく叱られているようにも聞こえてしまう。つまりShut up!に近いニュアンスの言い回しにもなる。
I live in a qniet neighborhood・
 私は静かな場所に住んでいる。

For a few seconds after the explosion, the neighborhood was silent.
 爆発が起こった後の数秒間、近所は静まり返った。

・ Please be quiet while l talk on the phone・
 電話しているときには静かにしていて。

・I told you to be silent!
 黙れって言っただろ!

 「~は物静かな人だ」などと言いたい場合もquietを使う。He is quiet.で「彼は物静かな性格をしている」の意。人の性格を語るときsilentは使えないので注意。

 間違ってHe is silent.などと言うと、死んでいる人のことかと思われてしまう。