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現行のガイドラインによる認証

 政府が公表した方針では、後代において、亜種間での交配が行われていない場合、性能、組成、摂取量などに変化がない場合には安全性について再評価する必要はない、としている。これは企業が常時点検を行い、その結果を国が正確に把握していることが前提となるわけで、実際的に公的な監視、検査システムを強化して正確に運用しなければ後代・交配種の安全性は完全に保障されないことになる。交配の相手次第で刻々と変化する遺伝子構造が、果たして当初のままの安全性や有用性を保持しているかどうか疑問が・ある。もちろん、自然界のあらゆる植物の遺伝子構造は時間の経過とともに変化するであろう。花粉を介して交配が起こるであろう。しかし、その場合には原則的に同種、類縁種間での受粉が行われるのであって、遺伝子組み換え作物の場合のように、種の壁を越えて組み込まれた遺伝子が後代・交配後にどのような挙動をするのかということは慎重な検証によってのみ確認されることになる。たとえば、極端な場介、遺伝子組み換え作物Aには微生物から組み込んだ害虫抵抗性の遺伝子aを含み、遺伝子組み換え作物Bには別の微生物から組み込んだ除草剤耐性の遺伝子bを含む場合、AとBが交配可能な植物であった場合に、どのようなことが起こるか、これは検証してみなければわからない。新しくa、b2つの辿伝子を含む新生物が誕生したとすれば、この場合にはもとのA、B以上に怕重な審査を必要とすることになるであろう。しかし、現行のガイドラインによる認証でも新しく法的義務化される場合の審査でも、いったん認証を受けたあとの後代・交配種については同種間でさえあれば問題はないものと見なしている。