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大日本住友製薬

 2005年に大日本製薬と住友製薬の合併により大日本住友製薬が誕生しました。大日本製薬のルーツは、1897年(明治30年)に大阪・道修町の有力薬業家21名により設立された大阪製薬です。翌1898年には、東京にあった局方品(国が指定する基礎的な重要薬剤)の製造メーカーである半官半民の大日本製薬会社を吸収合併し、社名を大日本製薬としました。代表的な製品は、1988年発売の末梢循環改善剤プロレナール、1996年発売の抗アレルギー剤エバステル、1998年発売の消化管運動促進剤ガスモチンなどです。また、抗てんかん薬エクセグランなど、向精神薬にも優れた製品群を保有しています。

 一方の住友製薬は、1984年に住友化学部門を継承して設立されました。 1987年に発売した天然型インターフェロンa製剤のスミフェロン、1993年発売の降圧薬アムロジン、1995年発売のカルバペネム系抗生物質メロペンが主力品でした。

 合併会社は、規模のメリットを得て、営業シナジーの顕在化策やコスト削減を実行しました。中期的には自社による海外展開に乗り出そうとしています。その際先頭に立つのが、統合失調症治療薬ルラシドンです。 2005年に住友製薬が米国のメルクにライセンスアウトしましたが、メルクの事情でライセンスが返還され、欧米で自社による開発と販売を目指すことになりました。