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漢方薬は喘息に効くの!?

 

果たして効果のほどは…・

漢方薬や栄養食品などをすすめられることがあります。実際の効果はあるのでしょうか。

 古来から漢方薬はたしかにぜんそくによく使われてきました。しかし、それは主に経験学によって裏打ちされたものであり、本当に効果があるかどうかを厳密に客観的なデータによって証明したものがあまりないというのが泣きどころです。

 しかし、効果がないというのではありません。漢方では「証が合う」ということばでその作用を説明しますが、体質に合えば効果を上げることもあるようです。薬剤としては小青竜湯、柴朴湯などが主に使われます。これらのくすりのなかには、抗アレルギー剤と同様な効果が実験室レベルで証明されているものもありますし、またからだのなかで炎症を抑えるために働くホルモンを分泌させることがわかっているものもあり、科学的にその効果を証明しようとする努力はつづけられているようです。漢方薬の限界を知ったうえで、補助的に使うのであればたしかに理にかなっているといえるでしょう。

 さて、栄養食品などの民間療法はどうでしょうか。「実際の効果を試したことがないので責任のある回答ができないのですが、アレルギー学会などではほとんど話題にも上らないというのが正直なところです」という話を聞きました。

 漢方薬の話と同じ話題としてお話しするのもちょっと抵抗があるくらいなのですが、薬物として漢方薬だけにこだわる人、民間療法にのめり込む人にはどうも共通の点があるようです。

 それは通常の治療にたいするあきらめだとか、批判をもっているということでしょうか。

 従来、西洋医学といっても「がまんをする治療」が大手を振っていた時期があっだのですから、そういう目が向けられても当然なのかもしれませんが、これをお読みいただいて、治療が変わったのだということをご理解くださればと思います。