医薬翻訳サービス

薬理学、生化学、統計学に精通した翻訳士が対応いたします

なぜアザはできるのか

 アザというのは、皮膚のある部位に見られる形成異常で、赤、青、黒、褐色などの斑で、一般的には先天的な皮膚の奇形である母斑をさします。皮膚を構成している表皮細胞、色素細胞、血管、脂腺細胞などの要素が局所的に増殖したものです。

 アザがなぜ発症するのか、ほとんどのアザの病理については、まだわかっておらず、大部分のアザは、先天的な素因によるといわれています。ふつうのアザであれば遺伝することはありません。

 発現の時期については、出生時にみられるものが多いのですが、かといってすべてが生まれてすぐ認められるわけでもありません。生後かなり経ってから発症することもあれば、思春期などある年齢になってから目だってくる例も少なくありません。

 アザの形状についてもさまざまで、だんだん大きくなっていくもの、形がまったく変わらないもの、色があせたり濃くなったりするものなど、さまざまです。

 したがって、アザの治療にあたっては、発生の時期、よく出る部位、合併疾患などをよく調べ、それぞれの病状に合った治療をほどこさなければなりません。

 アザにはいろいろな分類のしかたがありますが、色調別に分類する方法がいちばん多くとられています。通常、黒アザと赤アザに大別され、症状によってさらに細かく分類されています。本質的に良性のアザと悪性のアザがありますから、放置することによって悪性なものへと転化するアザかどうかについては、専門医の診断を受ける必要があります。