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タンパク質Xは分子シャペロンなのか

 

 

PrPはプリオンの伝播中に大きな構造変化をきたすことから、シャペロンなどの他のタンパク質がこのプロセスに参加している可能性が高い。タンパク質Xが分子シャペロンとして機能するのかどうかは不明である。興味深いことに、スクレイピー感染型の培養細胞は、熱ショックタンパク質の誘発で顕著な相違を示し(234,235)、Hsp70 mRNAに関しては、スクレイピーのマウスで増加することが報告されている(236)。PrPに結合する特定のタンパク質を単離する試みは失敗しているが(237)、酵母を用いたツーハイブリッド法では、PrPがBcl-2およびHsp60と相互作用することが明らかとなった(2238,239)。これらの試験結果は示唆的なものであるが、哺乳類細胞におけるプリオン形成に関与する分子シャペロンは特定されていない。